顧客ポートフォリオ・マネジメント理論とは?(1/2)

本日は顧客ポートフォリオ理論の概要を御説明致します。

「顧客ポートフォリオ・マネジメント理論」とは、「やずや」の創業者 矢頭宣男 社長のそばで大番頭として経営を支えてきた現(株)未来館(やずやグループ)代表取締役社長 西野博道 先生が開発した日本オリジナルのマーケティング理論です。

「やすや」さんと言えば、香醋やにんにく卵黄のCMでも有名ですが、過去には毎月1,000万円の売上ダウンが続いたことがあったそうです。

そんな時に改めてお客様とのご縁をつなぐ顧客フォローの仕組みとなったのが、「顧客ポートフォリオ・マネジメント理論」です。

そして、その結果1年も経たないうちに売上は回復し、10年で売上が14倍にも跳ね上がりましたが、社員数は2倍にも満たない人数だったと言われています。

また、理論というからには再現性がなくてはならないということで、「やずや」のグループ企業として立ち上げた(株)九州自然館で全く新たに実践し、社員4名で顧客ゼロ(やずやの商品も顧客リストも使わずに)からスタートして、わずか3年半で年商20億円以上にまで成長したそうです。

この理論は、通販以外にも整体院、歯科医院、エステサロン、自動車販売など店舗型のビジネスでも活用されています。

紹介だけで、長くなってしまったので、本当にさわりだけお伝えします。

「顧客ポートフォリオ・マネジメント理論」では、まず顧客を5つの属性に分ける顧客種別の分類から始めます。

(1).初回客(新規客)
(2).よちよち客(購入2回目)
(3).コツコツ客(リピート客)
(4).流行客(リピート客)
(5).優良客(自社ファン)

次に、この5つのパターンのお客さまを「現役客」と「離脱客」に分けて、全部で10の顧客層に分類します。

ここで、重要になるのが「在籍期間」と「離脱期間」ですが、詳しくは次回御説明致します。
ぜひ楽しみにお待ちくださいね。

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